古都散策

 数十年前の修学旅行を思い出しながら

先週4泊5日で京都・奈良の仏様を見てくる旅です。

日本の国作りの聖徳太子を祀ってある

法隆寺・夢殿の救世観音菩薩を目に焼き付けて来ました。

天皇を中心とした中央集権国家を作った人です。


次は中国の高僧でありながら日本に渡ってきた鑑真。

唐招提寺の主は、仏教の戒律とシステムを伝えた人。


三十三間堂は、中央に千手観音坐像が鎮座し

その前に、二十八部衆立像が立ち並び

入口と出口に、雷神・風神を夫々配し

全31基の国宝を手の届くほどの近さで拝観する

ことが出来ることは本当に嬉しいことです。

それにしても、これが世界遺産でないことの不思議。



天皇京都御所を見下ろす位置に建立された、

北山・金閣、東山・銀閣は足利一族の不遜さを感じ

不愉快千万。 二条城も同じく徳川の傲慢。


歴史を再認識し、これが旅納めとなることでしょう。