問題の領土

今わが国は、竹島尖閣諸島・北方4島というわが国固有の
領土でありながら、他国に領有権を主張されたり・占有を
許している誠にもっって残念な状況にある。
だからといって私に出来ることは限られている。

そこで、過去の文献・条約から 相手に根拠のないことを
大勢の人に知って貰おうと、要点を書き記す。

(1)竹島
   1899年発行された大韓民国の教科書「大韓地誌」に
   大韓民国の東端は東経130度35分と明記されている。
   因みに、竹島の位置は東経131度52分。

(2)尖閣諸島
   1965年国防研究院・中国地学研究所発行「世界地図集
   第1冊東亜諸国」にCHINA/TAIWAN東端と
   魚釣島の間に国境線が描かれ、先島諸島尖閣羣島が
   明確に日本領と示されている。
   1960年北京市地図出版社発行「世界地図集」の表記も
   全く同じである。

(3)北方四島
   1875年に「千島樺太交換条約」が締結され樺太全体を
   ロシア領とする代わりに、北方四島以外の北部・中部
   千島も日本領とされた。これがサンフランシスコ条約
   での領土放棄の対象であると、ソ連科学アカデミー
   極東研究所「極東の諸問題」誌 副編集長を務めた
   ボリス・ニコライエビッチ・スラビンスキーの著書
   「極東の諸問題一九四五年夏」にある通り
   【日本側に北方四島返還請求権あり】の根拠である。


 上記根拠に基ずき真摯に交渉されることを切に願う。



追記:参考文献
   水間政憲著 PHP研究所刊
    「ひと目で分かる 日中・日韓歴史の真実」

   加藤幸廣訳 共同通信社
    「極東の諸問題一九四五年夏」