オスプレイは 米国の夢

 第二次世界大戦以降、垂直離着陸と高速且つ長航続距離の

輸送機はアメリカの戦略上非常に有用で必要として研究開発が

進められてきた。

1977年XV-15 が初めてホバリングと水平飛行に成功した。

爾来今日まで、幾多の人命と機体を失いながらも その執念は

衰えることなく、国防総省海兵隊向けを主力として

458機の調達を計画している。

日本にも沖縄海兵隊用に 2個海兵航空群が配備されることに

なっている。

このように「オスプレイ」は米国の永年の夢であり

その執念はナミナミならぬものがあると知らねばならない。

安全を求めて進化を続けている垂直離着陸機の沖縄配備は

「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力
        及び安全保障条約」

を締結している同盟国として当然許容すべきものである。

「安全」に拘って米国の戦略の邪魔をしてはいけない。

それが我国の領土を守り、中国の侵略を未然に防止する

最善の方策であることを忘れてはならない。

反対の為の反対は 国を滅ぼす。